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HP-UXを使ってみる

諸般の事情でHP-UXも使わざるを得ない状況に追いやられた訳ですが、 使えば使うほど。。。

LD_LIBRARY_PATH

SHLIB_PATHとか覚えてるわけない。ものすごく久しぶりに11.11を使ってみたが、なんともはや・・・

depot install

 swinstall -s <depot fileのfull path>
GUIはうっとおしいから、TERM版がいい。

OSをCD/DVDからインストール

大体の場合、リセットしてから consoleを取得して、BOot P0でok。不安なときは、SEAarchしてみて考える。

routing table entryの登録

HP-UXのSAMは腐っていて、routing tableの設定はdefault gwのみSAMから設定できるが、その他のrouteはコマンドラインから。最初からSAMにそんな項目用意す(ry

さてさて、routeコマンドはこんな感じで実行すればok

  • route add net [network address] netmask [netmask] [gw addr] [count]
  • countは自身がgwなら 0、そうでないなら 1。大体の場合が 1だろう。

lvのbuild

lv451のソースのままだと以下の3点の対応をしないとbuildが通りません。 具体的には
  • 1. src/file.h の page_t がかち合うので、このファイル内の全ての page_tを適当に名前を変える
  • 2. src/console.cで VDISCARDを使ってますが、残念ながら POSIX compliantなHP-UXにこのマクロは未定義です。無いので、当該行をコメントアウトします。
  • 3. なんでか不明ですが、itable.c、ichar.c、uty.cがbuildの対象外になります。コンパイルオプションは他所のと一緒なので、この3個は別途コンパイルします。(11.31/IPFではこれはありませんでした。)

11.11PAで試したところ、上記の修正でもダメって言うか bundledのccだといきなり通りません orz。直してpatch用のdiff作る気すらわかないので、下記のサイトから11.0向け 4494拾ってきた方がいいです。

OSS系ソフトの入手先

参考リンク

11.31+Ignite限定じゃんけん

SAMが消えた

11.31ではsamがobsoletedとなり、Tomcatがcontainerとして使われているsmh(HP System Management Homepage)になった。ブラウザで https://[箱のIP]:2381 にアクセスすることで管理Web GUIが利用できる。

デフォルトではsmhコマンドでfirefoxとセットで起動するが、smhのtomcat部分だけを起動しておくことが /opt/hpsmh/bin/smhstartconfig(1M) -b onで可能。デフォルトでは-aがonになっているが、-aと-bはxorなので -b on -a offとするのがいい。

SAMはSAMで好かなかったが、CDEしかないhp-uxのAdminツールとしては頑張ってた思う。 でも標準がWeb管理って・・・v1から入れてるんだから、Webminに統一すればいいんぢゃないだろか。

Persisitent DSF(Device Special File)

持続的なデバイス(特殊)ファイルって何ぞやという感じだが、要はWWNに依存してデバイスファイルを作るようになったということである。なにがいいって言えば、FC外部装置を付け替え/topology変更があってもdeviceファイルが変わらないから、S/Wから触る時に困らないのが売りであり、ついでに2pathなデバイスの場合はPersisitent DSF経由で見るとちゃんと?1個に見え、I/Oも2パスを適当なpolicyで使う。WPではlegacyも勝手にmultipathとして扱っていると書いてあるが・・・

つまるところ、競合他社で言うDMPとかMPxIOである。雰囲気5年遅れだが、これで10年たたか(ry


Last-modified: 2010-04-13 16:20:40